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もち・一人暮らし自炊研究家【お金の5ルール Vol.2】

2022/9/19

ハレトケ編集部

みなさんは「お金のマイルール」がありますか? 芸能人、専門家、人気インフルエンサーなど、さまざまな女性に「お金の5ルール」を聞く本企画。 Vol.2は料理系インスタグラマーのもちさん。 27歳、アパートで一人暮らし。会社員として働くかたわら、火を使わずに作れるゆるく楽しい料理アイデアやレシピを日々発信中。 「千切りができないゆとりOL」として一人暮らしの自炊を楽しむ、彼女の5つのルールとは。

もち 一人暮らし自炊研究家、インスタグラマー 。「#おえかきレシピ」がInstagramで20〜30代女性を中心に注目を集め、フォロワーは10万人超(2022年8月現在)。企業でデザイナーとして働くかたわら、SNSで料理レシピを発信。 著書に『見たまんま作れる! もちのおえかきレシピ(マガジンハウス)』『ゆとりOLの毎日はなまるひとり暮らしルール コンロなし激せまキッチンでも幸せ(KADOKAWA)』など。

1.ハラペコで買い物をしない

お腹が空いた状態でスーパーに行かないようにしています。 疲れてお腹が空いた状態でスーパーに行くと、ついつい余分にお菓子やお惣菜を買ってしまいがち。ちゃんと必要なものだけ買えるように、サラダやフルーツなどをたっぷり食べてから行くと、買いすぎも抑えられて、ヘルシーな気分になるので野菜中心に回れるようになりました。

2.ラクに、健康に生きるためにお金を使う

自分が健康になって、ラクに生きられることに対しては積極的にお金を使うようにしています。 例えば産地直売所で美味しい野菜を買ったり、ラクに自炊をするために便利な調理グッズを買ったり、掃除をラクにするためにロボット掃除機も買いました。 健康への投資は結果的に医療費の削減や生きる楽しさにつながるので、良いお金の使い方だと思っています。なので自分の健康につながらないジャンクフードや、気の進まない飲み会にはなるべくお金を使わないようにしています。

3.キラキラしたものの未来を想像する

値段が高い買い物をするときは、フリマアプリで一度欲しいものの名前を入れてチェックするようにします。1つ目の目的は、中古でもいいような家具などは安ければフリマアプリで買えないか探すため。2つ目の目的は、経年劣化した姿が見られるので、商品ページでキラキラしているものでも「いつかはこうなるのか……」と想像しやすいからです。 クタクタな姿を見て冷静になって、高いスニーカーを買うのをやめたことがあります。(笑)

4.迷っているなら、まず始めてみる

資産運用は制度もやり方も色々あって難しそうだけど、人生のお金に大きく関わってくることなので、放置せずにまずは始めてみるようにしています。 例えばよく話題にあがる「つみたてNISA」は少額から始められるので、まだ資産運用するお金がない人も、とりあえず少額から始めてみて知識や自分の好みの方法を見つけて、将来に備えるのが良いのかなと思っています。 今はつみたてNISAを満額で活用しつつ、他の資産も現金預金ばかりにならないよう、すぐに使わないお金は株式投資に回してじっくり育てています。 まだ投資の知識が浅いので、無理して個別株は買わずに米国のETF(上場投資信託)を中心に資産運用しています。もっと資産運用に詳しくなりたいなーと思いながら、日々ネットで情報収集しています……。

5.「何のために」「どれくらい」目標を決める

自分が何のためにどのくらいお金を貯めたいのか、目標を考えるようにしています。 ライフプランシミュレーションを使うと、もし子どもを産んだら教育費にいくらかかるか、住宅購入にはどのくらいお金がいるのか、老後資金はどのくらい必要なのか、など想像がつかない大きなライフイベントの費用も分かるので便利でした。 自分の理想の人生に必要なお金を知ることで、お金をどのくらい貯めないといけないか具体的に考えて行動に移せるようになりました。

もちさんの5ルール

美味しそうなのにとってもカンタン!見ているだけで楽しい気持ちになれる!そんなレシピを発信するもちさんのマインドは、「ラク」「ヘルシー」「始めやすい」を暮らしにストンと当てはめたよう。 どんなこともフットワーク軽く踏み出してみると、新しい世界が開けそうです。 次回の5ルールは、節約アドバイザーの和田由貴さんです。お楽しみに。

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編集:ハレトケ編集部 監修:エンサイドコンサルティング株式会社

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