きっと誰もが興味のある「節約」。 みなさん多かれ少なかれ、日常に取り入れている節約術があるのではないでしょうか? そこで今回は2月のキャンペーンで寄せられたハレトケ会員が実践している節約術をご紹介! 第1回のテーマは”光熱費”です。 さらにお金のプロである ファイナンシャルプランナーの高山さんにコメントもいただいています。
ハレトケ会員が実践する節約術
ハレトケ編集部もやってみたい部門


ブレーカーを落とすだけの簡単作業で、「かなり」変わるならばやってみたいです。 冷蔵庫のブレーカーは落とさないように注意します!

ブレーカーを落とすことで、待機電力をなくすことができるので、とても有効ですね!待機電力は、全体の電気代の5〜6%程度を占めるようです。資源エネルギー庁の推計では、使っていない時は電源オフにすることを徹底すれば、待機電力による消費電量は半分程度減らせるとのこと。特に待機電力をカットしやすい家電は「エアコン」「携帯電話・スマートフォン」「パソコン周辺機器」などです。ただし、毎日のようにブレーカーを落とすと、ブレーカーに負担がかかり故障の原因になることも。使っていない電化製品のプラグを抜くだけでも年間約6100円程度の節約が見込めます。いちいちプラグを抜くのが面倒という場合は、電源タップを利用すると効果的です。
ほっこり部門


momさん一家の仲の良さが伝わる、すごく素敵な節約術ですね! 寝る前のコミュニケーションでいい夢も見れそうです。

1つの部屋で家族が過ごした方が電気代の節約につながりますよね。他にもエアコンの電気代の節約方法として有効なのが「風向きを調整する」こと。暖かい空気は天井に溜まる傾向にあるので、扇風機やサーキュレーターと併用することで暖房の効果を高めることができます。扇風機やサーキュレーターは、消費電力は低く、併用することで、暖房は設定温度を低めにできるので電気代の節約につながります。
積み重ねが大事部門


電気メーターの写真を撮って記録をつける発想がありませんでした! まさに見える化で、節約に繋がりそうですね。 1日2回の積み重ねも素晴らしいです。

家計全般の節約も支出を「見える化」することから始まるので、光熱費の節約をするために、電気メーターの見える化をするのはとても有効な方法だと思います!1日2回定期的に電気メーターの記録を取ることで、電気使用の傾向が把握できますから、対策を立てやすくなりますね。また、1ヶ月の電気代の請求がくる前に使用状況を把握することができると、例えば、ちょっと使い過ぎていると思えば、積極的に節電をしようという意識が働くので、結果的に電気代が嵩むことを防ぐ効果もあると思います。
ユニーク部門


電気毛布は寒い時期の強い味方ですね! ふわふわでかわいい部屋着と、気合いで乗り切るかっこよさのギャップにやられました!(笑)


推しを思いながら体を動かすのは最高ですよね。 私も寒い時はエアコンの温度は上げず、部屋干しをして湿度を高めて体感温度をあげています。

どちらもユニークでいいですね!思わず、笑顔になってしまいました。
電気毛布は、消費電力が小さいため、エアコンや電気カーペットなど、他の暖房器具に比べて電気代が安くすみます。電気毛布には、敷きタイプ、膝掛けタイプなどがありますが、消費電力は、おおむね30W〜80W程度。エアコンの消費電力は、440W〜480Wなので、かなりの違いがあるのがわかりますね。
また、エアコンの温度を上げないというのも電気代の節約には有効ですね。暖房の設定温度を1℃下げることで、約10%の消費電力削減となるので、節約効果は大きいと言えます。
環境省では、冬場のエアコン設定温度を20℃に設定することを推奨していますので、体を動かして体温を高くして、エアコンの温度を下げる方法は良いですね!
みんながやってる節約術

特に多く寄せられた節約術を1〜3位のランキング形式で発表します!
1位
寒い時期はエアコンの利用を控えて湯たんぽや電気毛布を使う
2位
お風呂の温度が冷めないうちに入浴時間をまとめる
3位
テレビを付けっぱなしにしない

家電ごとの消費電力を比較すると、エアコン、洗濯乾燥機、食器洗い乾燥機、冷蔵庫、テレビなどの消費電力が大きいようです。エアコンの利用を控えて、湯たんぽや電気毛布を使うというのは、電気代の節約にはとても効果的ですね。
また、お風呂の温度が冷めないうちに入浴時間をまとめるというのも、生活を工夫していて良いと思います。保温シートで湯の熱を逃がさない、追い炊き機能は使わず足し湯で湯船を温めるというのも効果的なようです。
テレビは、消費電力が大きい家電なので、見ない時に消すという習慣もグッドです。
プロが実践する節約術
今回はファイナンシャルプランナーの高山さんにも節約術もご紹介いただきますよ! ぜひ参考にしてみてください。

私は10年以上使っていたエアコンをこの冬買い替えました。資源エネルギー庁の資料によると、最近の省エネ家電は、10年前の製品と比べると、冷蔵庫なら約40%、エアコンは約17%も消費電力が少ないとのこと。エアコンの買い替え効果もあり、電気代を節約できていると思います。家電の型番を入力すると、買い替えでどのくらい電気代が節約できるかを調べられる「しんきゅうさん」(環境省)等サイトもありますので、みなさんも試してみてください!
それと、エアコンの自動運転モードは、効率的に室内を設定温度に保つことができる機能なので、積極的に活用しています。電気代を気にして、弱運転を選ぶ方も多いですが、室温が上がるまでに時間がかかり、かえって多くの電力を消費してしまう可能性が高いようです。自動運転は、短時間で室内を適温にした後、温度変化を予測しながら適切に風量調整を行うため、無駄な電力消費を抑えることが可能なのだそうです。

いかがでしたか? 思わず試してみたくなるような節約術を、たくさんお寄せいただきありがとうございました! 第2回の食費編もお楽しみに!
